関西国際空港のターミナルってどうなっているの?
関西国際空港には
・第1ターミナル
・第2ターミナル
の2種類のターミナルがあります。
このきじでは、関西国際空港のそれぞれのターミナルの特徴をまとめています。
第1ターミナル
第1ターミナルビルは、地上4階建ての建物で、国内線・国際線の両方が運航するメインターミナルです。国内線の到着・出発フロアは2階、国際線の出発フロアは4階、到着フロアは1階となっています。
国内線の出発・到着フロアを国際線の出発フロアと到着フロアで挟むことによって、国際線と国内線の乗り継ぎをエスカレーターだけで行うことが出来ます。こうすることで乗り継ぎの際の利便性が高まり、関西国際空港ではこの構造のことを「サンドイッチ構造」と呼んでいます。
第1ターミナルの1階は国際線の到着口以外に、リムジンバス乗り場、タクシー乗り場、一般車の乗り場などがあります。
2階は関西空港駅が併設されており、電車から降りて直接国内線の出発・到着エリアへ向かうことが出来ます。また、連絡通路を通じてエアロプラザ、ホテル日航関西空港や駐車場にも行くことが出来ます。
3階はレストラン・ショップフロアとなっており、出発までの合間に食事や買い物を行うことが出来ます。
4階は国際線出発フロア専用ですが、リムジンバス乗り場やタクシー降り場、車降り場などが併設されており、車移動でアクセスした場合の乗り継ぎがスムーズに出来る構造になっています。
第2ターミナル
一方、第2ターミナルは2012年にオープンした新しいターミナルで、LCC専用のターミナルビルとなっています。従来国内線のみの運行でしたが、2017年に拡張され、拡張した部分に国際線が運航するようになりました。
第1ターミナルと第2ターミナルは車移動で約7~9分とやや離れた場所にあります。また、第1ターミナルとは異なり、基本1階建てで一部が2階建てという構造になっています。大きな道路を挟んで国内線のゲートと国際線のゲートに分かれています。
注意しなくてはいけない点
第2ターミナルで気をつけなければならないのは、電車ではアクセス出来ないという点です。電車で関西国際空港まで来て第2ターミナルまで行きたい場合は、第1ターミナルから無料の送迎バスでアクセスすることになります。このため、LCCを利用して旅行したい人は移動時間に注意する必要があります。
ただし、タクシーやリムジンバス、団体バス、高速船乗り場へのバスなどは第2ターミナルからも出ているため、車で第2ターミナルビルにアクセスしたい場合は問題ありません。自家用車利用の場合も駐車場があるため、問題無く止めることが出来ます。
サービス面においても、レストラン、コンビニ、ATM、両替機、Wi-Fiカウンターなどの各種サービスが揃っています。